弊社のお客様で日野市を中心に医療から自立支援など、
多岐に渡り高齢者を支援している康明会があります。
康明会病院を主に、クリニック、デイサービスセンター、リハビリセンター、
支援センター、多機能ホームなど複数の施設を展開されています。
営業を担当する私は、定期的にこれらの施設を訪問することがあるため、
スタッフの方々からはチョットした修理などの相談を受けることが多くある。
これが、清掃を委託している弊社に建物に関しての修繕などを
依頼する「ワンストップサービス」なのだ。
お客様のメリットは迅速な対応でローコスト、
施設内や職員様を熟知しているので安心。
また、メーカーや専門業者への面倒くさい手配や、
現場へのエスコート、留意点などの説明も必要ない。
(作業者の衛生管理、季節によっては感染症対策も必須事項になる。)
緊急を要するのがエアコンやマルチ給湯器のトラブルである。
状況を確認してすぐに専門スタッフに連絡をして修理の段取りをするのだ。
また、トイレや浴室の扉のトラブル、動きが重い!など。
照明器具の不具合やシャワーホースの不具合なども相談される。
このての修理は、私と助手でなんとかする。
最初は試行錯誤だったが、いくつか経験していくうちに
構造や修理の手順がわかってくるので意外とおもしろい。
先日はデイサービスセンター平山のリハビリブースに
手すりの取り付けを頼まれた。
現地で打ち合わせと採寸をして資材店で材料を吟味した。
お年寄りがリハビリで全体重をかけるのでしっかりしていて、
衛生管理もしやすい物を選ばないといけないのだ。
材料と道具の準備がすみ工事の日を決めたが、
手すりは長いので一人では取付が出来ない。
手の空いている人間を探した!
業務部の石原部長に助手をお願いした。(笑)
(他の人はみんな現場で忙しくてダメだったのだ!)
この手すり取付も初めての経験であった。
「まぁ、棒を壁に付ければ終わりでしょ♪」
くらいの軽い気持ちで作業を始めたが、これがけっこう大変だった。
手すりの棒を支持する金具の間隔や、壁の強度問題。
棒が合材で硬いため、木ネジを入れる所は全て下穴を開けなければならない。
(下穴を開けないと木が割れたり、ネジが途中で折れるのだ!)
床からの高さを決めて水平に棒を固定していく。
「あぁでもない!こうでもない!」と云いながらも完成!
消毒用のポンプを下げる金物も取り付けた。
近くで見ていたスタッフの人も最初は不安そうだったが、
出来あがりを見て笑顔になった(笑)。よかった(^.^)。
さて、次はどんなお願いが来るかなぁ~♪♪
康明会様に感謝!!
建物総合事業本部 副本部長 花村 忠昭