3年ほど前のブログでもご紹介した丹波篠山市の大西さんも御年85
歳になられ、さすがにお米を自作することは無理になったので、知り
合いに作ってもらうようになったとお聞きし、美味しい丹波米を安く
買わせて頂くことはこれで最後かなと思いながら、1月半ばにお会い
しに行きました。
大阪から車で片道1時間ほどの距離ですが、能勢の山を越えた丹波篠
山市は盆地ですから寒暖の差が激しく、当日の朝もかなり冷え込んで
いました。
大西さんの作業場に車を止めると、奥からいつものにこにこした顔が
見えました。
「儲かってますか?」と大西さん
「ぼちぼちですよ」と私が答える
いつもの漫才の掛け合いのような挨拶を交わし、大西さんの奥さんと
私の妻を交えて、世間話に花が咲きます。
会話もはっきり聞き取れて実にお元気ですが、「大西さんからお米を
買わせて頂くのもこれで最後になりそうですね。」と尋ねると、大西
さんの奥さんから「中本さんの分はこれからも残しておくから大丈夫
ですよ。」と仰ってもらい、すごく暖かいお言葉を頂きました。
お米と一緒に、いつも旬の果物や野菜をおすそ分けしてくれます。
妻はそれがすごくうれしいようです。
たまにしか外食しませんが、外で食べると大西さんのお米は甘味が
あって、いかにおいしいかがよく分かります。
「いつまでもお元気にお過ごし下さい、またよろしくお願いします。」
とお礼を述べて、丹波路を後にしました。
建物総合事業本部 大阪支店 中本 知邦