【日本国史】という本

少し前にFacebookを見ていたら、ふっと広告に目が止まった。

「世界最古の国の新しい物語」という前書きみたいなメッセージで動画が流れていた。

先に申し述べておくと、私は歴史などには全く興味はないし、義務教育では嫌いな分野であった。なので一般的に語られている日本史も世界史もあまり知識は無い。

そんな私だが何故かこの本に興味を持ってしまったのだ。

この【日本国史】という本(著者:田中英道)は上下2巻であったので、まずは試しに上巻をAmazonで購入して読み始めた。先にも書いたが元々うろ覚えの知識しかない私でも「ほ~なるほど!」と頷ける見解と説明が端的に書かれており、非常に分かりやすい内容であるではないか。小説の様なストーリーはないが歴史には必ず順序があるはず、頭の中でその過程を想像しながらじっくりと読むと当時の様子が見えてくる様な感じが良い。

申し訳ないが、昔の義務教育よりも断然面白いし興味が沸いてきた。感謝である。

但し、この本に書かれている事が事実に近いとしたら今までの歴史の教科書の殆どは書き直さなければならないし、それをきちんと学んだ秀才の方々は考え方を変えなければならなくなってしまう。クイズ番組は大変な事になるかもしれない!(笑)

今やこの本に基づいた学会や講演会も多く開かれているのこと。

日本の歴史が変わるのも時間の問題かもしれないと感じてしまった。

建物総合事業本部 大阪支店 花村 忠昭