親子水入らずの三重県の旅

ゴールデンウィークの後半に、なかなか行けていなかった母方実家のお墓参りの為、母、弟の三人、親子水入らずで三重県まで行ってきました。

母方の実家は三重県で昔は年に2回は訪れていましたが、今回数年ぶりに揃ってお墓参りをすることが出来ました。

三重県に行くと必ずと言っていいほど寄るのが、鰻屋さんです。

周りの方に話しても知らなかった人が多く、あまり知られていないようですが、三重県は美味しい鰻が食べられるお店が多いのです。

今回もお墓参りを済ませた後、いつも立ち寄るお店に行こうと思いましたが、ゴールデンウィークだった事もあり、沢山の人が行列を作っていたので、その店は諦めることにしました。

しかし、やっぱり鰻は食べたいということで、最終目的地の鳥羽までの間の鰻屋さんに入ろうと車を進めると、すぐに老舗っぽい鰻屋さんを発見。

空いていたので、すぐに決定して店に入りました。

私と弟は迷いなく「うな丼」を注文、母は色々たべられる御前を注文して、念願の鰻を食べることが出来ました。

ふっくらした鰻がたまらなく美味しかったのが印象的です。

いつも行っていたお店とタレの味が違いましたが、鰻は間違いなく美味しかったので、三人とも大満足で、お腹いっぱいの昼食が取れました。

その後、目的地の鳥羽まで行き、早めにホテルに入って、温泉につかり早めの夕食でまたもお腹いっぱいになりましたが、こんなにゆっくりした時間を過ごせたのは久しぶりでした。

次の日は、昔家族で訪れた「夫婦岩」に行こうとしましたが、あいにくの雨だったため、その横の伊勢シーパラダイスへ急遽行先変更。

近くには同じような施設の鳥羽水族館もあり、そちらへは何度か行った記憶はありますが、この伊勢シーパラダイスは初めて入りました。

この施設ならではの間近で触れることのできるトドのショーがあり、大きな施設ではなかったですが、楽しいイベントがたくさん体験できる施設で、意外と大人でも楽しむ事が出来ました。

せっかくだからと、昼食は松坂に寄って、松坂牛を食べる事にしました。

松坂牛のカツレツが食べられる珍しいお店を発見し、そこで昼食を取りました。

低温調理ということで時間が掛かりましたが、今まで味わったことの無いような柔らかさのお肉に、三人とも大満足でした。

今回の小旅行は、常にお腹がいっぱいだったような気もしますが、こうやって美味しいものが食べられるという事に感謝する旅となりました。

また、母も親子水入らずで楽しめた事にとても喜んでいたのが印象的でした。

子を持つ親として考えれば、自分自身が年を取った時に、昔みたいに親子水入らずで旅行やお出掛けができる事が、どれだけ楽しく幸せな事なのか、母を見てそう感じさせられ、気付かされました。

建物総合事業本部 大阪支店 兵庫営業所 木村 徹