近鉄電車で「神宮めぐり」

休みを利用して、“神宮めぐり”を敢行しました。

神宮とは、神社の称号(社号)の一つで、皇祖神や天皇、皇室にゆかりの深い神様を祭神とする神社によく見られます。

関東では、明治神宮や鹿島神宮などが有名ですね。もちろん、私が暮らす関西・西日本にも、「神宮」はいくつも鎮座しています。

今回の“神宮めぐり”では、近鉄電車のおトクな切符、「近鉄週末フリーパス」を利用して、近鉄沿線にある「神宮」を訪ねました。

ちなみに、この「近鉄週末フリーパス」は、土日を含む3日間、私鉄最長・総営業距離508㎞の近鉄全線が乗り放題。特急を利用するには、別途特急料金が必要ですが、それでも大変使い勝手のいい切符です。

で、早朝の「近鉄大阪難波駅」から乗り込んだのが、「特急ひのとり」。目指すは「近鉄名古屋駅」。

名古屋市内にある神宮といえば……、「熱田神宮」ですね。

三種の神器の一つ・草薙神剣をお祀りする神社として知られています。

次に向かったのが、三重県の「伊勢神宮」。

単に「神宮」といえば、このお社を指す、キング・オブ・ジングウ(?)です。

私は年1回、必ずお伊勢参りをするようにしているのですが、これでノルマ達成(笑)。

次にやってきたのが、奈良県の「橿原神宮」。ハツクニこと、初代神武天皇をお祀りしています。

古代史ファンである私は、このお社の近くにある「橿原考古学研究所附属博物館」によく行くのですが、橿原神宮にお参りしたのは約10年ぶり。なんとも罰当たりなことです……。

そして、最後は京都市の「平安神宮」。

平安京遷都1100年を記念して、1895年に創建された、比較的新しいお社で、遷都を行った50代桓武天皇をお祀りしています。平安京の朝堂院(儀式や饗宴が開かれる庁舎)を8分の5スケールで再現した社殿は圧巻でした。

普通の旅行では味わえない、ダイナミックな移動を楽しめるのが、フリー切符の魅力。こんなおトクな切符を通年販売してくれる近鉄電車にも感謝ですが、魅力的な観光スポットとして、何より、現代に暮らす私たちの心のよりどころとして、「神宮」を残してくれた人々に感謝です。

建物総合事業本部 大阪支店 S.M