北近畿の未訪問スポットを総ざらい!

バイクツーリングが趣味の私は、よく北近畿へ出かけます。

京都府北部から兵庫県北部、鳥取県の日本海沿いは、「山陰海岸ジオパーク」と呼ばれ、天橋立や鳥取砂丘はもちろん、奇岩・洞門で知られる浦富海岸など、風光明媚なスポットが目白押し。

ただ、私の場合、入りくんだ海岸線をクネクネ走るのが楽しくて、わき目もふらず運転に集中。ついつい名所を見逃し、そのまま帰途につくことが多い(苦笑)。

それではもったいないということで、今回は、これまで通り過ぎてしまっていた、個人的に気になるスポットに立ち寄ってみました。

まずは、兵庫県豊岡市の「玄武洞」。

国の天然記念物に指定されている、非常に有名な洞窟&岩壁です。豊岡市の町中を走ると、「玄武洞まであと○㎞」といった案内板をよく見かけるので、一度見学したいと思っていたのですが、なかなか機会がなく、今回が初訪問。

中国の神獣・玄武に似ていることから、玄武洞と名付けられたそうですが、いま一つ、どう似ているのかよく分かりませんでした(笑)。ですが、規則正しく積み重なった岩石が織りなす様は、とても幻想的。

お次は兵庫県香美町の「余部橋梁」。JR山陰本線の「鎧駅」と「餘部駅」との間にある長大な鉄道橋で、全長309.4m、橋脚の高さは41.5m!

快走路として知られる「但馬漁火ライン」こと、国道178号と交差していることから、バイクのシートから見上げたことは何度もあるのですが、今回は橋に隣接した「道の駅あまるべ」に単車を停めて、しっかりと“観光”してきました。

最後は、京都府京丹後町、すなわち、丹後半島にある歴史博物館「丹後古代の里資料館」です。

京丹後市には、弥生時代の国内最大級の大型方形墳丘墓・赤坂今井墳墓や、古墳時代の日本海側最大級の前方後円墳・網野銚子山古墳、神明山古墳といった、古代史ファンにはたまらない遺跡が多数存在します。

資料館では、そうした遺跡から発掘された土器や石器、玉などを展示。近くを通ることがあっても、旅程の都合上、なかなか訪問できずにいましたが、念願かなって来場できました。

好奇心さえ失わなければ、何度も足を運んだ場所でも、興味深いスポットはたくさん存在する。そう感じさせてくれた、北近畿の自然や歴史に感謝です。

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