弊社の福利厚生に「命日休暇」というものがありますが、
今年初めて利用させて頂きました。
昨年のお墓参りは弟夫婦、姉と甥夫婦、姪と大勢でしたが今年は姉と二人だけ。
いつものように東青梅の駅で待ち合わせしてぷらぷらと歩きながら参りました。
行く途中には青梅のアヤメ園などもあり、
自然のいっぱいあるところで秋を感じながら
久しぶりの姉との再会は話しがつきません。
母が亡くなってもう41年。当時の私たち兄妹はまだ若く、
葬式の出し方も分からず、突然襲いかかった悲しみに
ただオロオロするばかりで、
ご近所の八百屋さんや母がよく立ち寄ったお花屋さん、自治会の会長さんなどに
色々とお世話になりました。
当時はどんなお礼が言えたのだろう?本当にお世話になりました。
有り難うございます。
享年44歳という若さで他界した偉大な母。
もっともっと長生きして欲しかった母。
四人の子供を必死で育て、それぞれがそれなりに自分の人生を歩み、
孫を持つ年になりました。
私が「どんな曾ばぁちゃんになったのだろうね。」と言うと、
「そりゃ、もぅ、うるさい曾ばぁちゃんに決まっているよ。」と応える姉。
そして、「せめて私たちは母の分まで健康で長生きして、できれば、曾孫の顔を
見てからにしようね。」と笑いを誘います。
彼岸花が綺麗に咲いていました。
お寺さんでは丁度檀家の法事が営まれており、
寺主さんとはお会い出来ませんでしたが、又暮れに伺います。
それまで、母を宜しくお願い致します。
米軍事業部 係長 Y. M.