週末に沖縄に台風が通過しましたが、その翌日に追いかけるように
もう一つの台風が接近して、ここ数日台風対策に追われています。
ニュースなどで、今年の台風は平年の発生数より遥かに多いらしく、
地球温暖化がますます進んでいるような印象を受けます。
嘉手納基地も台風の不慣れなアメリカ人に対して、膨大な情報を発信し、
サポートしています。沖縄営業所の営業車も数年前の台風で
ドアを破損された教訓を活かして台風が来るたびに車が飛ばされないように、
建物ギリギリに駐車して被害を受けないようにしています。
台風被害はいつも深刻ですが、台風は雨をもたらせてくれるので、
水不足に深刻になりやすい離島にとって台風はまんざら嫌でもなく
むしろ歓迎されることも多いです。
しかしこうも多くの台風が来ては困ることが多くなってしまいます。
特に米軍基地は台風が近づく12時間前に建物を閉鎖することが多く、
今日も出勤したら、兵隊は誰もいなく、
すでに台風のため建物を閉鎖している状態でした。
今日も部屋で仕事をこなしながら過ごしています。
ちなみに日本では台風は発生した順序で言われますが、
国際的には名前が付けられています。面白いことにこの名前は
米国とアジア各国で構成されている台風委員会というのが決めるそうですが、
この名前もすでに140個の名前が準備されており、
140個目の名前が終わると1番目の名前に戻るそうで、
日本からは「Tenbin」、「Yagi」、「Usagi」、「Kajiki」などなど
星座の名前から用いられたそうです。なんとなくかっこいい響きはしますが、
アメリカからの名前で「Omais」は「徘徊」という意味だそうです。
なんとなくネガティブなイメージですので台風の名前によっては
台風そのものの印象も変わってきそうです。
沖縄営業所の車はしっかりと台風の風に飛ばされないように建物にくっつけました!
米軍事業部 沖縄営業所
所長 神谷 卓哉