エイト社員ブログ「オリンピック休暇 Ⅲ 一人博物館に行く」

1週間に渡るオリンピック休暇も残り何日か、
妻と日程が合わず平日は一人で過ごす日となってしまった。

秋田・青森の旅行から帰って家でテレビを見ていると、
東京国立博物館で『洛中洛外図』を公開していると云う。
今まで京都でも一般公開をしていなかった国宝や重要文化財である。
私自身、歴史や日本の文化などにあまり興味は無いが、
テレビで見た瞬間「これ、凄い!!」と感じてしまい、
翌朝、一人電車で上野に向かった。

よく団体旅行で博物館や資料館などを見学する機会はあるが、
「もう少し観たいなぁ」と思っても時間が無く次に移動となる。
(なぜかお土産店は時間が豊富にあるように感じるのは私だけ?(笑))

しかし、今回は一人散歩なので自由に行動が出来る!
まずは入場券を買って東京国立博物館の平成館へ入る。

公開されてまだ間もない平日なのに大勢の人が観に来ており、
メインの『洛中洛外図』の前は大勢の人が群がっている!
なんとかタイミングをみながら前に進み最前にたどり着く!(笑)

実際に目の当たりにすると、一人ひとりの顔の表情や
人々の躍動感などが実に細かく描かれており、隅から隅まで
座り込んで観たくなるような大作であった。
説明書きを見ると、室町時代から江戸時代に描かれた風俗画で、
いろんな場面があり、
どれも当時の京都の様子がとても詳しく表現されておりました。
(詳しくは、下記を参照下さい。)
http://www.ntv.co.jp/kyoto2013/exhibition/01.html

Image1_4

あまりじ~っと魅入っているとジャマになりそうなので
少々遠慮しながら場所を譲り館内を歩いた。
それでも2時間以上の見学はできた。
(あ~腰が痛い(笑))

外に出て次はどこに行こうかなぁ~って考えながら
上野公園を適当に歩いていると、
国立科学博物館の「大恐竜展」が目に留まる!
この分野は男子なら皆興味がある!
という訳で即チケットを買って入館した。

先ほどの博物館と違い、お客さんはパラパラで、ほとんど貸し切り状態(笑)
なので好きなだけ観ていられる。
さらに、展示されている物は一部の書物などを除いて、
ほとんどが撮影OKなんです!

Image2_4

この写真は肉食のティラノサウルス類、タルボサウルス。
約7000万年前に生息していたと、想像もつかないほど過去の時代である

Image3_4
Image4_4

ここに展示されている物は、1920年代からアメリカのアンドリュース調査隊が、
モンゴルのゴビ砂漠で発掘したもので、以来ゴビ砂漠は発掘の聖地となったと云う。

目の当たりに見る本物の化石の骨格は迫力満点!!
よくもまぁこれだけ綺麗に発掘できたなぁと関心してしまう。

Image5_4
Image6_4

(写真左はプロトケラトプスの赤ちゃんの化石。   右は、それを復元した模擬体)
展示してある総数はかなりのもので、全部観ていたら日が暮れちゃうと思いつつ、
気が付けば昼食も食べずに夕方4時になっていた。
お腹も空いたし電車も混雑するので、これで帰宅です。

今回のオリンピック休暇で、いろいろな所を回り、いろんな物を見ることができた。
また、他の日は部屋の方付けや衣類の入れ替えができたので、大満足!(^.^)

福利厚生に感謝!!
おしまい。

建物総合事業本部 副本部長 花村 忠昭