大阪府に箕面市という場所があります。大阪都市圏のベッドタウンとして高級住宅街の一角でもあります。急な上り坂もあり北の方に行けば山になっています。山の裾野にはたくさんの住宅もありますが、自然もまだたくさん残っており山間地には有名な勝尾寺もあります。また明治の森箕面国定公園として保全されている場所です。
先日国定公園の中にある箕面の大滝に行ってきました。
天下の名瀑として知られる 箕面大滝。「日本の滝百選」にも選ばれていて大滝の落差は33mもあって水が一気に流れながら落ちる様は見応えがあります。
その流れ落ちる形が農具の箕に似ているところから地名の由来になったと聞いたことがあります。滝の廻りも自然豊かで冬は雪化粧になり、秋には紅葉で辺りが赤く染まってとても素敵な場所です。昔は野生猿の集団がたくさん住んでいて、食べ物を持って歩いていると猿に強奪される恐怖もありましたが、いまは猿の集団がどこか場所移動したようで全く生息していません。
滝の近くにたたずんでいると心身ともにリラックスができてパワースポットというワードがぴったりな場所です。最近では海外の方もたくさん観光に来られています。滝の前で座禅を組んでいる外国の方もいました。
感心するのはこの公園を含めて大滝の周囲もゴミが落ちていません。きれいに保全されている関係者の方々の努力の賜物だと感じます。
こんな素敵な空間をいつまでも維持されている方々に感謝しながら大滝を眺めてきました。
建物総合事業本部 大阪支店 M.M