清掃ボランティア

数年前から朝の出勤時に、駅の周りを10人ほどの老若男女が片手にチリトリやポリ袋、もう片手に箒やトングを持って落ちているゴミを拾って歩いている光景をたびたび目撃していました。

それこそ、寒い日も暑い日も、雨の日も風の日も、休むことなく皆さん黙々と清掃をされています。

思い起こせば20年ほど前、駅前再開発事業が立ち上がる前はお世辞にもきれいとは言えなかった駅や駅周辺の道路。やがて、駅前に高層マンションなどが建設されだして徐々にハイソ?な街に様変わりしてきました。

昨今の朝の駅周辺の清掃ボランティアに感心して、どこの宗教団体だろう・・・などと思っていたところ、どうやら十四年前に完成した駅の南側に隣接したマンションの住人の方々のようです。おそらく、そのマンションの自治会の会長さんが意識の高い方で、強力なリーダーシップのもとみんなに声掛けし、毎日もしくは定期的に駅やそのマンションの周辺を清掃していただいているのでしょう。お陰様で、私もしごく快適に通勤させていただいており、大変ありがたく感謝しております。

かつて推薦図書で読んだ『なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?』を思い出しました。掃除は人のためでもあり自分のためでもあるという考え方にインスパイアされて、私も微力ながら清掃ボランティアを始めてみようと思います。

そうだな。まず、手始めに近所にある公園のゴミ拾いからスタートしよう。

                  建物総合事業本部 大阪支店 Y.M