「北海道お元気旅行2024(その1)」

妻からの提案で何年かぶりに北海道に旅行してきました。

妻は北海道の美味しい食べ物が目当てですが、私は信号のない延々と続く道を、ひたすら

ドライブしたい想いが以前からありました。

ハイシーズンに行くに越したことはないですが、計画を立てていたら益々早く行きたく

なってきて、仕事の調整を考えて5月23日から3泊4日のミニ旅行となりました。

計画を立てるのは結構好きなほうなので、あぁでもない、こうでもないと出発前日まで

楽しく計画を練り直していました。

【1日目】関西国際空港~新千歳空港~帯広~阿寒湖温泉

朝5時前に車で関西国際空港に向けて出発・・・空港に早く着き過ぎて時間を持て余します。

7時50分に定刻通り新千歳空港に向けて出発・・天気も良く揺れもなくて快適な空旅で、

北海道らしい風景が眼下に広がり、北海道にやって来たなぁという実感が湧きます。

9時50分定刻に新千歳空港に到着

名物のスープカレー店で早めの昼食をとり、レンタカーで立ち寄り地の帯広に向けて車を

走らせますが、高速道路を使っても約2時間半かかり、雄大な北海道を感じ始めます。

十勝ヒルズに到着・・・帯広の有名な庭園の一つ。時期が少し早かったですが、黒色の

チューリップが印象的でした。

十勝を後にし、足寄町を通り過ぎようとしたら、なにげに「松山千春の生家」の看板が

ふと目に入り、生家に立ち寄ってきました。ほんと何もなさそうな田舎町で生まれ、

足寄が誇る有名人になられたのだなと思うと、少し感慨深いです。

道の駅あしょろでトイレ休憩です。北海道を旅行する前は、辺鄙な道も多いだろうから、

私はともかく妻はトイレ休憩に困らないだろうかと思っていましたが、適度に道の駅が

あってすごく助かりました。

全ての道の駅が儲かっているわけでなないだろうけど、道の駅があることで適度に休憩も

取れるし、その土地ならではの品物(足寄ならラワンぶき)を見つけることもできます。

普段は余り思わないですが、こういう旅行をしている時の道の駅はすごくありがたい存在

だなと、ふと感謝の気持ちが湧いてきました。

気分転換も図れて、ここから阿寒湖温泉まで1時間ほど走らせましたが、前後に車がおらず、

もちろん信号もない地道をゆったりと堪能し、夕方に予定通りホテルに到着。

ひと風呂浴びて食事もした後にアイヌコタンを散策しますが、民芸品のお店が立ち並ぶ中で、

お店に入るなり気さくに声を掛けてくれた店主が手彫りしたコロポックル(アイヌの伝説に

登場する、蕗の下に住んでいる小人)が可愛くて表情の違う3体を衝動買いしました。

アイヌコタンでの暮らしを教えてくれたり、非売品の手彫りの作品も見せてくれたりして、

すごく親切な店主に出会えたことに感謝です。

(「北海道お元気旅行2024(その2)」に続く)

建物総合事業本部 大阪支店 中本 知邦