エイト社員ブログ「日光サーキット 2時間耐久レース【 Two Beat 25 】 ④」

第4話 エピロ~グ

伊藤君が激走している間に、一服しながら喉を潤す。
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(第2ライダーの伊藤君の走り!)

すると、くつろいでいる私の目の前で土煙の上がるのが見えた。
2台のマシンが転倒しているではないか。
なんとそのうちの1台は我がパートナー№3の伊藤君だった…

場内アナウンスでもブッチギリで走っていた
№3チームカタクラの転倒を大声で放送をしている。

直ぐにマシンを押して、伊藤君が裏のゲートから戻って来た。
他のマシンを抜くときに接触してしまったと云う。

みんなが集まり損傷を確認する。
少しくらいの修理で済めば
残り時間から考えてなんとか挽回はできるかも!?
マフラー、ステップなどが曲がっている、ブレーキレバーが無い、
でも、スペア―があるからなんとか直せそうだ。

しかし、致命傷を発見してしまった。
フロントブレーキのマスターが割れてオイルが漏れている。
流石にこんな部品のスペア―は用意してない。
誰かが「先にリタイヤした同チームの№5の車両から借りれば?」
と話があった。

でも、伊藤君の様子を見たら片足を引きずっていた。
ヤバい…!
転倒したコーナーは4速全開で右に曲がるところなので
100㎞/h以上は出てる。
全身にかなりのダメージがあったのだろう。
このままレースを続けるのは無理と判断した。
「もう、やめよう!」
私の一言で終わった…

だが我がチームのマシンは、まだ3台が健在に走っている。
レース終盤に№1がトップになった。
しかし、
残り12分で2位のチームがライダーを交代して、賭けに出た。
1周あたり2~3秒早いラップで追い上げている。
残り2分でまんまと抜かれてしまった!(笑)
そしてレース終了!!

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(ローカルな表彰台(笑)2位が仲間の№1のライダー達)

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(みんなと集合写真です(^_^)v)

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マシンを貸してくれた人、
第2ライダー兼メカニックの伊藤君、
応援と手伝いに来てくれたチーム関係者と昔の友達、
一緒にこのレースを戦ったチームの皆さん、
仕事をしながら応援していてくれたチームのボスと友人達、
面目躍如ができました♪ (^.^)

ありがとうございました。 感謝 

Fin

建物総合事業本部 副本部長 花村 忠昭