実は昨年の秋から都内の翻訳学校に通っています。
秋から半年間は初級コース、映像翻訳と出版翻訳の両方を
受講していました。
映像翻訳はジュリア・ロバーツのプリティウーマンが課題で
字幕と吹き替え。
出版翻訳は英国のロアルド・ダール作、My Yearが課題でした。
プリティウーマンは誰でもが知るあの映画、あのプリティウーマンです。
それこそもう何回となくテレビで見てストーリは知り尽くしていますが、
いざ、ビビアンやエドワードに喋らせるとなると、
色々と頭の中でぐるぐる回る物があってなかなか筆が進みませんでした。
半年間の前半は字幕、後半は吹き替え。
まだ初級だというのに、終わりから2回目の授業ではプロの声優さんが
来てくださり、私の脚本でアフレコまでしていただきました。
これには大感激。
なんたって、ジュリア・ロバーツが私のつけたセリフを喋るのです。
感激の感激の大感激でした。
そして、出版初級のクラス、ロアルド・ダールのMy Yearは
訳者によって、これほどまでに解釈が変わり文章が変わるのかと
驚かされました。
二番目の課題はサーカスで暮らす絵を描くゴリラが主人公の
The One and Only Ivan。
すべてゴリラの目線、感じ方で書かれている、
繊細で、優しさにあふれた作品でした。
いよいよ卒業の日が到来し半年間お世話になったお二人の先生に
どのようにお礼を申し上げようかと考えていたのですが、
学校の方針で贈答品は禁止されていて、準備したプレゼントは
お渡しできませんでした。
だというのに、なんと、サプライズ。
修了書と一緒にプレゼントをいただきました。
全く予想もしてなくて、びっくり!!
またまた、感激の感激の大感激!!!
元来褒められて育つ気性の私。
当然、中級クラスに進むことにしました。
現在、映像翻訳の中級クラスで頑張っていますが、勉強すればするほど、
どんどんと奥が深くなって、どんどんと難しくなってきます。
それでも、このご褒美を思い出して、
負けずに勉強を続けていこうと思っている昨今です。
中尾先生、三村先生、心から御礼を申し上げます。
ありがとうございます。
米軍事業部 係長 Y. M.